「この世はすべてショービジネス」ではないけれど「この世はすべてコミュニケーション能力」に尽きると思います。



僕が学校の何が嫌かというと、人間関係が嫌だったわけで、勉強が嫌いだったわけじゃないんです。

うつ病になる人の多くの原因は人間関係や仕事のストレス(これだって人間関係があるからこそのストレス)だそうで、僕の会社でもうつ病で休職して、そのまま退職の人が多いです。

復帰してもまたうつ病がぶり返して休む繰り返しの人がいます。

いつどこで人間は悩んでおくかが重要だと感じました。

僕は胸を張って今は言えます。

当時悩んでいて良かったと




人間関係向上の技術は誰もが欲するもんだと思います。

僕はできれば人並みになりたいと考えていたんですが、岩波英知先生は違っていました。

逆にハッパを強くかけられました。

「今更人並みになっても、それまでの悔しい思いとかコンプレックスがあったら、人並みになったところで、また悩むだけ」

その言葉は、僕の心のものすごく影響を与えました!

普通と比べると普通以下にしかなれないってことです。

どこに視点を置いて前に進んでいけばいいか僕はその時わかった気がしました。



なるほど、たしかにそうです。

このまま苦しみ続けることは、耐えられそうにない。

心が崩壊してしまう恐れもありましたし、もう傷つききつい思いをするのはたくさんだったんです!

傷つくってことはどういうことだろうか

自分に自信がある人は、傷つくことをいわれても、へっちゃらです。

僕の先生なんかそういうタイプです。

それでいて人の心を思いやれる人だから、すごく強くて優しいと思いますが、世の中、学校でも社会でも、平気で傷つけることをする人がたくさんいます。

だから、自分が強くならなくちゃ充実して生きることは出来ませんよね。

大人になったら、どんどん図太くなるといいますが、トラウマや劣等感を抱えた人にとっては逆です。

いつまでも、か細い神経のまま社会で生きなくちゃいけない。

ひきこもりをしていても、親が死んだら、どうしても働かなくちゃいけなくなります。

もしかしたらホームレスとして社会のの片隅で生きることくらいしかできません

(でも、ホームレスの中でも人間関係は存在します。必ずボスとなる人がいて、新参者なんかは虐げられると聞きます。やっぱりこの世はすべてコミュニケーション能力なんですね)。



だからどこに行っても、人間関係構築ができなければ、闇だってことですね

今やっている営業職だって、それが基本です。

これについてのコツや基本は先生から昔教わっていたので、それが役立っています。



どこまでいっても、この世はすべてコミュニケーション能力!



強くなるためにも、話し方の技術、コミュニケーション能力、相手の思考の読み取り技術とかノウハウを身につけていけば、強くなれる近道でもありますし、僕にとってまさしくその通りでした。

それにどんな人間でも、コミュニケーション能力を上げたいと考えているから、それで有利に立てば、相対的に強い人間、自信がある人間になれるってもんです。



そこを重点的に教えてくれた岩波先生のところに通え、僕の人生最大の革命でした。

他に並ぶものはない存在でしたし、いい意味でずれて生きている人です。

もっとも普通とは縁遠い人でありながら、誰とでもコミュニケーションを取れることは特筆でした。

強い影響を受けたし、不登校の人も多く通っていたから、子供の心についてもかなる精通してました。

そんな人にコミュニケーションや人間心理について学びましたし、たくましさを身につかさせてもらいました。



コミュニケーションはただの意思伝達で終わっている人が多いけれど、武器とするには、相手の心に影響を与える、それが武器としてのコミュニケーション術です。

中には会話の格闘術と読んでいる人も多いです。

意思の伝達だけではつまらないし、そんな人間を高く評価するなんてことはないですよね。

高く評価するということは、その人の心にいい風を吹かせるということです。

いい風を吹かせるっていうことは、気持ちよくさせること。

おべっかも時には必要かも知れませんが、おべっかばっかり使う人間は、逆に評価が低くなりますよね。もっと違うことをして相手の心にいい風を吹かせる、それがそこで習った会話の格闘術(武器としてのコミュニケーション術)でした。



ちょっと長くなりすぎたけれど(汗)、もっと書くことがあるので続けたいと思います。



例えば、仕事に情熱を傾けている人って、別におべっかを使わなくても、何か心を打たれます。

相手の心に波紋を広げているわけです。それは別に意図してやっているわけじゃないけれど、ちゃんと相手の心にいい風が吹いているわけですよね。

じゃあ、技術としてノウハウとして、いい風を吹かせることが出来たら、人間関係も革命的に良くなるってことです。

それが僕にもでき(まだまだ未熟ですが、すごい武器を身につけつつあると感じてます)、それが自信になる。だから、劣等感とか不安が心に寄ってくることなんかなくなったし、はじめて生きていて充実している、楽しいと感じました。

営業職だから、毎日が勉強と訓練の場です。

身についていくことが楽しくてしょうがない時もあります。



最後に、人間関係さえ良ければ、落ち込むことはないし、逆に楽しい毎日になる!

断言します!

いうまでもないことですが、あえて言いました。

人間関係を攻略できれば、劣等感なんか吹っ飛ぶし、自信を拾える

不登校やひきこもり、神経症で苦しむ人なんか、一番必要となる技術なんじゃないかなと思います。

親から見ても、子供がたくましく生きていけるようになるのは、至上の喜び何じゃないかと思います。

親自身が教えてやることができなかったことかもしれませんし。

それが一番子供にとって必要なことだと思いますし、僕はそうでした。



ねこすけ