やっぱりどこまでいっても人です。

遊ぶにしても、仕事するにしても、家族の中でも人は避けて通れません。



避けて通っていたのが神経症的不登校だった僕ねこすけだったんですが、何をしても結局人の壁にぶち当たっちゃいます。

逃げ場はありません。

ひきこもっていても、ニートになっていても。



人間は一人では決して生きられない。

ならば対人関係において武器になるものを獲得できたら、それだけ人生は楽しくなるってことです。

世の中をすいすいと楽しくわたっている人は、例外なく自分を持っています。

対人関係でも人には表面上合わせたり、自分を通したり、とにかくそのベースには自分(主体性)がとことん備わってます。



それがない人は対人恐怖症や社会不安障害となり、不登校やひきこもりやニートとなり、今後生きていくにおいて大きな障害なっちゃいます。

これでは人間関係の悩みを克服しなければ未来はないといえるわけで、結局僕が神経症的不登校を克服して、一人の社会人として結構自分の能力を発揮できている理由はそこにあると思います。

今じゃ人にも恵まれたわけですけど、上司にも可愛がってもらい引き上げてもらっています。

それに周りの人間に不登校だったことを言っても信じられない態度を取られます。

それぐらい昔の神経症的不登校の悪いオーラは消えていると自分でも思っています。



人間関係向上のコツは結局主体的な行動ができるかどうかです。

そういう存在になっていれば自然と自分の良さを発揮でき、周りとの関係も良くなっていきます。

自分を周りが認め始めてくれるんです。

それが大きな自信となり、ますます自分を強固に確立できちゃいます。



人間関係で悩んでいる人は自分のコミュニケーション能力の不足を嘆くよりも(これって表面的でどうでもいいことです、実は!)、まず自分がありますか? 主体性を持っていますか? という自問をしてください。

これがなくては、いっくら話し方の本を読もうと身につかないものです。

僕もまったく実戦では役立ちませんでしたし。



心の芯からブレないぐらい脳と無意識に暗示を打ち込む事が必要で、そのためには暗示が浸透するための意識の流れが極度に変性している状態が望ましいです。

なぜなら人は理性で言い聞かせても心の底にまで到達できないし、それをやるたびに強くなれない自分への自信を失っていくからです。

ぶれないって感情の世界に入り込まないと不可能です。

感情ほど強いものはないからです。

マイナスにもプラスにも(岩波先生の言葉・講演集を参照してください、詳しく書かれてあります)



話し方のテクニックを使う人を、他人は認めてくれないし、その小賢しさに辟易します。

だから決して技術に頼らないでください。

頼った時点で永遠に人間関係の負け組です。

負け組の中で少しはマシな存在になるぐらいです、うまくやっても。

それじゃ悔しくないですか?



自分がぶれないベースを確立していて主体性を持っていて自分を発揮できる人間は、どんなに話下手でも、その雰囲気で相手の心は溶けていきます。

これは僕が身を持って経験していることです。



いくら対人恐怖症や社会不安障害であっても、目先の悩みにとらわれないで、このブログに書かれてあるようなベース作りからやれば、どんな不安でも克服できますよ。