中学、高校いかなくたって、大検を通して大学に行けるし、通信制の学校もたくさんできてます。

あんまり、目先のこと(学校いけ!)ばっかりにとらわれていると、親子関係に重大なひずみがでてきますでしょうし、もっと先を見据えた余裕を持った対応が欲しいかな。



でも、子供側も不登校になるなら、ちゃんと親への「約束」をつくった方がいいと思います。

中学、高校いかなくてもいい代わりに、ちゃんと勉強をして、大検をとるとか、通信制の学校に行くとかね。



学校の勉強は社会の役には立たないことの方が多いです。

でも、勉強をするという行為自体が、「嫌なことでも頑張る能力」を示すことになります。

だから、学歴を重視する会社がなくならないわけですね。



学歴偏重は良くないけれど、勉強はしておいた方がいいし、本をたくさん読んだ方がいいと思います。

頭でっかちにならなければやりすぎることはないと思います。



ちゃんと最低限のことをしていれば、別に不登校でもいいと思うし、引きこもりも先々抜け出す決意さえあれば、充電期間として「あり」だと思います。

親は視野が狭くなって、強迫的に学校いけ! 勉強しろ!なんて言うけれど、まだまだ時間があるんだし(10代は時間を取り戻せます、いくらでも!)、巻き返しができる。

薬漬けは良くないと思うから、薬飲んでまで無理に学校に行くよりも、不登校になった方がいいと思ってます。



人生には退避場所は必要だと思うし、繊細でもろい思春期に逃げ場をなくしてしまうと、精神が病むだけです。

僕も病んだ精神状態のやばさを経験してますんで、そこからの回復にはかなりエネルギーを費やしてしまいます。



不登校をせざるを得ない状況に追い込まれた人は、やることだけはちゃんとやっておいた方がいいです。

それさえしていれば、不登校になろうが、引きこもろうがかまわないと思います。

だって、その時の積み重ねを、どこかで発揮したいと必ず思うだろうし、その時立ち上がればいいんです!



最近、特にそう思うようになってきました。



一歩下がって二歩進めばいい。二歩下がっても、三歩進めばいい





ねこすけ