僕(ねこすけ)が、もし親から精神科に連れて行かれていたとします。

そして精神科医から向精神薬を飲まされ、薬依存せざるを得なくなっていたら、親をもしかしたら恨んでいたかも。



当時の僕は、心理カウンセリングを受ける必要があったけれど、精神科で苦しさが治るって言われたら、薬を飲むこともいとわなかったかも。

無知だったからです。

僕(学校恐怖症・対人恐怖症・社会不安障害)が薬を飲めば治るなんて甘い言葉をかけられたら、とても魅力的にうつったことでしょうね。結果的にそうならなかったけど。



実際精神科で簡単に治るほど、世の中と人間の精神病巣は甘くないわけだけど。(薬で治っている人の割合はとても少ないそうです)

今では僕も薬服用で治るほど簡単じゃないと思ってます。

でも、当時はためらうことなく薬を服用してたでしょうね。



母親が言うは、抗うつ剤や抗不安剤を飲むと、普通の脳の働きができなくなって、よけい動けなくなるとのこと。

抗うつ剤を飲むことで仕事にちゃんと通えている人もいるでしょうし、一概には決めつけられないでしょうが。

母親が、精神科医絶対主義者だったら、たぶん精神科に連れて行かれたでしょう。

もし薬を飲んでいたら、僕の症状が解決できたかというと疑問に思ってます。

違うアプローチで克服できたからこそ書けますが、潜在意識の原因を特定して働きかけをして僕は良くなったから、対症療法アプローチは納得できません。

一時しのぎは解決を先延ばしにするだけかな。



薬で抑えて生きる人生は嫌ですから。

人工透析とか受けなくちゃいけない人なら、別ですよ(薬がなくちゃいけられない人は別です)。

でも、正常な心の働きを常にしていたい気持の強い僕は、薬でごまかしていきたくないんです。

そういうところ、潔癖なのかもしれませんね、僕は。



そこで、不登校や引きこもりの子供に薬を飲ませることはいいことか、悪いことかという議論になります。

不登校、引きこもりと言っても、様々な原因があるから、必要な人もいるし、逆に薬がその人の未来の可能性をなくしてしまう可能性もあるわけで。

森を見て木を見ず方式で、画一的に不登校、ひきこもりには薬を与えるのだけは避けて欲しいとこです。

統合失調症、アスペルガー症候群、適応障害、社会不安障害、学校恐怖症、勉強嫌い、人間不信とかたくさんの原因があるわけだから。



僕は神経症(つまり精神病じゃない)だったから、薬は必要なかったと思います。

それに薬なしで社会に入ることができました。

飲まないで良かったな~。



僕個人は心理療法がたくさん増えて、薬だけじゃない解決法が増えることを願っています。